スラムダンク風・サッカー日本代表③

⑬ 21巻 (P.68〜P.85) ⇒ 陵南戦でメガネ君(小暮)が4点差となる3ポイントを決める前の回想シーン

中村 「あの監督、すいません。W杯のメンバーに入りたいんですけど・・・」
トルシエ 「お前は構想外なんだけど」


中田 「中田英寿ってんだ。いずれCLを制するつもりだ。君はなぜセリエに?」
中村 「ああ、中村俊輔っていうんだ。僕はフィジカルをつけるために・・・」


中村 「ヒデさん、セリエAってつまんないね・・・・・・」
中田 「守備的だからな」
中村 「ヒデさん、セリエAってこんなにキツイの?」
中田 「ディフェンス重視のサッカーだ」
「コラァ中村!!コネるな!」


中村 「ヒデさん・・・Jに戻りたいと思ったことは?」
中田 「戻りたいのか俊輔?・・・・・・俺はないね。ただの一度も」


モザルト 「終わったか・・・これでオレたちも残留か。でも中村は3年間で流れの中から1ゴールだけだったよな。だからもういらないよ中村」
中村 「ヒデさん…オレこのまま残りたくない。セリエAが嫌なんだ・・・」
中田 「俊輔・・・他のリーグでCL制覇だ」


中村 「ん?DFWの…鈴木君!!君も代表に!?」
鈴木「目標は1試合10本ファールゲット!!」
『ピー』
審判 「青11番 シミュレーション」
中村 「・・・す・・・鈴木・・・!!」


中村 「今日からW杯終了まで三都主と加地を固定して使うらしい・・・」
中田 「そうか・・・」
中村 「これでとうとうサイドの選手は2人だけってわけか・・・最初からあんまりいなかったけどな・・・2人が怪我でもしたらどうなるんだ・・・これじゃW杯ベスト16どころか・・・紅白戦すら危ないよ」


中村 「鹿島枠が5人・・・」
中田 「鈴木が一番いらないな」
鈴木 「さぁファールゲットォー!!」
中田 「こいつらを鍛えていくしかないだろう。果たして何人残るかな・・・?」
加地 「5人残りゃあいい方じゃないすか」
中田 「何だ、お前は?」
加地 「いずれ世界No.1右サイドと呼ばせてみせる。今はただのネタプレイヤーすけどね」


大久保 「大久保嘉人!!」
田中 「田中達也
大久保 「ふんぬーっ!!」
中村 「ああーーーっ!!」
大久保 「こんな金貰ってる審判はもうイラネ」

 
鈴木 「ファールゲットしてやるよ」
中村 「す・・・鈴木―――!?」
鈴木 「はあ、はあ、ファールゲットしてやる・・・!!」
中村 「シミュレーションみたいなことをするな!!」


中村 「ギリシャには勝ったけど・・・メキシコには負けたからな。もし決勝トーナメントに行けなかったら・・・ブラジル戦が最後だ」


中村 「入った・・・!」
「うわあああ!!入ったあーーーっ!!!中村が!!しかもミドルだーーーっ!!!」
パレイラ 「あいつもセリエで3年間頑張ってきた男なんだ。侮ってはいけなかった」