ありがとう!ヒデ、中田英寿!

ぺる〜じゃ

中田英寿が現役引退を発表した。
ブラジル戦終了後にセンターサークルで大の字になり、ルッシオと交換したユニフォームで目を隠し悔し涙を流してた理由がようやく理解できた。W杯の4ヵ月前から現役引退を決めていたというから、このW杯に賭ける意気込みは相当なものだったのだろう。
このW杯で中田は日本のリーダーとしてピッチ上で味方を常に鼓舞し続け、ピッチ外でもメディアを通じてチームに常にメッセージを送っていたと思うが、Number(654・655・656合併合)の三浦知良とのW杯前対談でカズから「(チームをまとめるには)ヒデが下りていくしかないんじゃないかな」と言われたことをできずチームを上手くまとめられなかったようだ。
しかしながら、オープンな性格でない中田にすべての責任を押しつけるのは間違いであるし、一番の原因はジーコの今回の23人の選考基準が代表での今までの貢献度を重視した選考のせいだと感じる。前回のW杯の日本代表監督のトルシエはただ上手い23人を選ばなく、人間性も含めチームの「和」を重視した選考をし、中山雅史秋田豊の2人のベテランを代表に加えた。このことにより、中田の負担はかなり軽減したハズである。(「6月の勝利の歌を忘れない」でのプールシーンを見ればよく分かると思う)
トルシエ基準でいけば、今回だったら藤田俊哉三浦淳宏の2人に、スタメンで使うのを前提として松田直樹を代表に入れとくべきだったハズだ。
しかしながら、中田英寿セリエAで成功した功績はかなり大きい。彼が成功しなければ欧州のチームが日本の選手に目を向けることはなかなか無かっただろうし、これほど日本人のサッカーファンがヨーロッパのリーグについて語る機会も少なかっただろう。
個人的にも小学校から高校までサッカー部に所属していた自分にとって、中田英寿というプレーヤーを振り替えればたくさん思い出がある。

まぁ、抜粋したらこんなものですが色々とあるものですね☆彡
この他にも中田英寿の元チームメイトでスタメンを組むとかなり豪華な布陣になる。

   バティストゥータ    アドリアーノ 
ラパイッチ      トッティ       カフー
     アスンソン     エメルソン 
   サムエル   カンナバーロ    アウダイール
            フレイ

控え
モンテッラ、ムトゥ、ジラルディーノカンデラトンマージ、オコチャ・カンポ、ボルヘッティヨルゲンセン、ミクー、モルフェオ、アルメイダ、シニョーリバローネ、オリーベ・・・・・・・・


こんな偉大な選手なのに引退試合が無いのはかなり寂しいですねm(*。_。)m
最後に中田は29歳の若さで引退するが、中田本人が日本代表を強くしたいと常々言ってたのならばJリーグに帰ってきて代表に入ってない選手たちにも生きた手本としてプレーを見せることができたのではないだろうか?そして中田が平塚からペルージャに移籍したのは21歳の時であり、次世代エースとして期待される長谷部誠あたりはすでに22歳である。浦和で活躍する姿は見れなくはなるが、代表歴がフル代表しかない彼は早く海外に出て世界標準を感じ取るべきではないだろうか。