東アジア選手権2005(日本2−2中国)

ガゼッタ・デッロ・ヤマルト

GK 楢崎正剛(名古屋) 6
安定したセービングを披露し無難なデキだった。失点シーンはGKにとってノーチャンスであったの仕方がない
DF 茶野隆行(磐田) 5.5
慣れない3バックの中央でのプレイであったが何とか役割を全うし、相手のラフプレイで怪我をするものも最後まで責任をもってプレイをした
DF 坪井慶介(浦和) 4.5
1失点目のシーンで相手選手に自身の前に入られてヘディングシュートを決められるなどプレイに精彩を欠いた。代表ではキリンカップ以来の出場であったがまたも失点シーンに絡んでしまった
DF 茂庭照幸(F東京) 6
阿部のFKのこぼれ球に反応し見事に代表初ゴールをゲットしたが、所属チームでみせているアグレッシブなプレイをもっと見せて欲しかった
DF 駒野友一(広島) 5.5
前半の序盤は積極的な縦への突破からのクロスで見せ場をつくったが、時間が起つにつれて運動量が落ちていき存在感が消えていってしまった
MF 村井慎二(磐田) 5.5
前後半とも彼らしいプレイを時折り見せたが、決定的な仕事ができないまま後半74分に交代
MF 阿部勇樹(千葉) 6
後半に得意のFKから茂庭のゴールを演出したが、守備のバランスを気にするあまり前に行く積極性が欠けていた感じは否めなかった
MF 今野泰幸(F東京) 5.5
前半にGK正面の惜しいヘディングシュートを放ったり、持ち味である中盤でのボール奪取でチームに貢献していたが、阿部同様に前に行く積極性が欠けていた
MF 本山雅志(鹿島) 5.5
攻撃面ではミドルシュート・ドリブルでチームにアクセントを与えていたが、1失点に寄与するクロスをマーカーにあげさせてしまったは減点材料
FW 田中達也(浦和) 6.5
エリア外から利き足ではない左足で見事に同点ゴールをゲット!試合全体を通しても相手DFの裏のスペースをとろうとする動き、キレのあるドリブルで相手にとって脅威の存在となっていた
FW 巻誠一郎(千葉) 6
高さのある中国DF相手であってもヘディングで負けてなかったし、裏のスペースを常に狙っていたが、2トップの相方である田中達のスピードを活かすホストプレーも見せて欲しかった
《SUB》
FW 大黒将志(G大阪) 4.5
後半途中からの出場も何も出来ないまま終わってしまった。Jリーグでもコンフェデ杯後はノーゴールであるので少し休ませてあげたほうが良いのかもしれない
FW 玉田圭司(柏) 4.5
スペースがないと彼の武器であるドリブルは活きないと感じさせられた
DF 三都主アレサンドロ(浦和) 4.5
交代で出場するものも即座にイエローカードを貰ってしまったし、持ち味であるドリブルで相手DFを切り崩すことができなかった
《監督》
ジーコ
北朝鮮戦から先発全員を入れ替えるという策に出たものの望んでいた勝ち点3を得ることはできなかった。また采配面では巻を下げたことによって試合終盤でのパワープレイというできなくなり、玉田・大黒といったパスで活きる選手を交代で出したにも関わらず、その出し手でなるだろう小笠原・遠藤といった選手ではなく三都主を出した采配には疑問が残った