W杯アジア最終予選 日本vsイラン

ガゼッタ・デッロ・ヤマルト

楢崎正剛
終始、イランのクロスボールに対してパンチングを多用していたせいか、あまり安定感は感じられなかった。また、2失点目は仕方ないとしても、1失点目のDFとの連携不足は否めない。
宮本恒靖
相手が2トップできたことで、持ち味のカバーリングを見せることができなかった。
中澤佑二
イランの高さと速さに圧倒されていた。ケガの影響からか、この試合では、いつものような安定感は感じられなかった。
加地亮
攻撃面では、ロングランを繰り返してよく走っていたと思うが、クロスの精度があまりにも悪かった。また、イランの両得点に絡んだプレイはいただけない
三浦淳宏 5.5
イランの右サイドのマハダビキア・カエビの対応に終始苦しめられたが、無難にこなしていた。だが、もう少しハーフを追い越してのオーバーラップが欲しかった
福西崇史 6.5
抑えがよくきいた同点ゴールはお見事!また、ディフェンス面でも、イランのバイタルエリアでの攻撃をほぼ抑えていた
小野伸二 5.5
前半40分に惜しいミドルシュートを放つも、試合全体からみれば決定的な仕事はできなかった。また、イエローカードをもらったシーン仕方ないとしても、バーレーン戦に出場できないのは日本にとって痛手
中村俊輔
イランの激しいプレッシャーにより、後半15分の枠にとんだFKが最大の見せ場だった。また、3ー5ー2の単独司令塔が一番彼を生かせるシステムなのかと考えさせるプレーだった
中田英寿
パスミスは確かに多かったかもしれないが、それを挽回するスルーパスを何本も右サイドを中心に通していた。また、日本のなかではフィジカルの強さは際立っていた
玉田圭司 4.5
唯一の見せ場は、前半15分の利き足ではない右足のシュートのみ
高原直泰
なんとかパスをもらおうと思って動いていたが、あまりボールに絡めなかった。また、シュート1本というのもFWとしてはいただけない
《SUB》
柳沢敦
イランの裏のスペースをつく動きや、ボールの受け方には工夫が見えた。また、以前よりもフィジカルが強くなった感じかした
小笠原満男
出場時間が短いためにあまりボールを触ることができなく、決定的な仕事はできなかった。やはりジョーカーではなく、先発で生きる選手である
大黒将志
出場時間が短いため採点不能
《監督》
ジーコ
同点になってから守るのではなく、アウェーの地で攻めを選択したのが裏目にでた。また、結果を出している大黒ではなく、柳沢を先に出場させた采配には驚かされた。